車のナビやスマホで活用されるGPS。
初めて訪れる場所でも迷わず目的地に行けるので非常に便利なのでぼくもよく利用している。

今回は位置情報特定サービスについて学んだ。



GPS(Global Positioning System)とは


衛星から発信される情報を利用し現在地の緯度経度を計算、特定するシステム。過去米軍で使用されていたもので現在は米国国防総省が運営している。


日本ではなくアメリカが管理していると知っている人は少ないのでは無いだろうか。





スマホで撮影した写真から位置情報が知られる可能性


写真に記録された情報はViewExif(Android版ではExif Viewer)というアプリで確認できる。最近のスマホは賢いので、カメラロールにある写真1つ1つに撮影日時や場所、機材、高度が記録されている。

ブログ等でネット上にアップした画像から簡単に住所を割り出せてしまうのだ。

設定▶プライバシー▶位置情報サービス▶カメラ▶許可しない 

で位置情報オフにしておくと安心。


FacebookやTwitter、Instagramでは投稿時に画像のExif情報は消される仕様になっているのでこれらのSNSに画像アップしていても問題ないかと。





位置情報を利用した便利機能について

Instagramのスポット検索「現在地付近」を選ぶと近くのお店とその口コミが知れて便利。

また、GoogleやYahooでは自分の位置情報を指定、検索結果を位置情報に合わせたものを表示することが出来る。



タクシー配車アプリDIDI


現在地からタクシーを呼ぶ場所を検索▶タクシーを呼ぶ。運転手への連絡も可能▶目的地へ▶決済はアプリで

これからのタクシーは停めて利用するものではなく呼んで利用するものに変わっていくかもしれない。


上記のタクシーのサービスだけでなくGPSは様々なかたちで私たちの生活を便利なものにしてくれるだろう。


鍵なしWi-Fiからハッキング

鍵なしWi-Fiは誰でも接続できる。
ハッカー等が悪用のため設置したWi-Fiが街中には存在しており、誤って接続するとパスワードやスマホ内の位置情報や連絡先等の情報が全て筒抜けになってしまう。

鍵なしWi-Fiに無闇に接続しないようにしたいものだ。








最後に、

位置情報は外出時や買い物時に利用すると非常に便利な情報である。が、住所や仕事先といった個人情報として考えると簡単に他人に渡ってはならないものである。

自身の位置情報を無闇にネット上にアップしてはいないか、悪用するような人に渡らないよう日々意識して扱っていかなくてはならないと思う。

そのためにもスマホの機能の特性やアプリの危険性について、ぼくたちは知らなくてはならない。







担当教員
イーンスパイア株式会社代表取締役 ネットビジネス・アナリスト
 横田秀珠